08 落し込み
サビキ仕掛で中層のアジやイワシを掛け、そのまま仕掛けを底に落として、大型の青物、真鯛、ヒラメ等を狙う豪快な釣りです。★ベストシーズンは10月中旬~1月。玄界灘・響灘にベイト(イワシ・小アジ・小サバ)の群れが入れば、初夏~初秋(7~9月)でもブリ、ヒラマサ、ヒラメ、サワラ、根魚など釣れます。
◆タックル・仕掛
・リール 電動リールにPE5~6号300m・リーダーはフロロ14~18号を5~8m程度。リーダーは無くても良いですが、あればクッションになり竿先のカラミ解消にもつながります。
・竿は6:4~7:3調子で胴のしっかりした竿で穂先は少し軟調の竿。硬い竿だとエサ付が分かりません。ヒラメなどの食い込みに影響します。
・玄界灘・響灘海域では水深60~80mを攻める事が多く、錘は70・80号が基本。但し100号を使う事もあるので船長に問い合わせて下さい。
・仕掛は市販の落とし込み仕掛。魚種・魚体によってハリス・針の大きさを選びますがハリス12号・14号・16号・18号を使い分けます。エサのベイトが小さい時期は小針を使用することが多く、ベイトのサイズにより針も大きなものを使用します。
・一般の仕掛はハリスが上向きですが、これを逆向きにして使用すればエサ付が良いです。(特に太いハリスほどその効果は一目瞭然)
・針の数は6本(フラッシャーが付いてなくてもシルバー(銀色)の針ならエサは付きます)
・仕掛を自作する場合のハリスと針と針の間隔は、ハリス12号エダスの長さ13cm・14号15cm・16号18cmハリスの向きは下向きで使用します。間隔は35~40cmの6本針仕様です。
◆釣り方
・電動リールは自動糸送り設定をしていますが、これは仕掛をいち早く棚へ送り込む為と道糸のバックラッシュを防ぐ役目があります。船長がベイトの付いている棚を言うので、そのままのスピードで落として下さい。自動糸送りをOFFにするには落す前にもOFFに出来ますが、ベイトのいる棚の10mで5秒程度止めれば自動的にOFFになります。また、一旦海底に仕掛が着くとOFFになり、その後は船べり停止まで巻き上げない限りOFFの状態が続きます。・ベイトの棚で仕掛を止めないで海底まで落として下さい。ベイトの棚で仕掛を上下しても中々エサは付きません。
・船長の指示棚でベイトが付かなかったら、もう一度ベイトの棚10メートル上から何度でも落とします。
・エサが付けば竿先が揺れるので分かります。そのまま海底まで落とし、竿は手持ちで根が荒くない限りは海底に鉛が付いた状態を保ちアタリを待ちます。前触れは魚が近づいてくるとベイトが暴れ竿先に変化が出ます。そして竿先が海中に入るまで待ってアワセを入れ電動のスイッチと手巻きを駆使して海底から魚を離します(ヒラマサ)10mも上げれば引の強さによってドラグを調整してやり取りします。
針掛かりしたヒラマサは必ず根に沿って走るので最初の対応が大事になります。(バラシの原因は瀬ズレが最も多い事例)
・潮が悪くベイトが海底近くにいる時は海底から10m上げ仕掛を落としてベイトを付けます。海底で竿を上げ下げしても中々ベイトは付きません。一般的に中層のベイトはイワシ・サバで海底のベイトは小アジです。ヒラメはイワシなら食い込みが良いが、小アジ、サバなどのベイトでは食い込むまで待つ事もあるので、場合によっては聞きアワセをします。
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