15 ティップランエギング
ティップランエギングは、船を風や潮に乗せて流し(「どてら流し」と言います)ながら潮上、風上にエギを流し、縦に沈めるのではなく、潮に乗せて水平方向に流すことでイカを乗せる釣り方を言います。ティップランエギングは、従来の縦方向で攻めるボートエギングに比べると、常にラインにテンションが掛かる為、ティップでアタリを見ることができ、初心者でもアワセを行いやすく比較的簡単にイカを釣ることができます。
ティップランという名前は、アタリが出たときに穂先が引き込まれたり、穂先が戻ったり、震えたりすることから来たものです。自分でイカを掛けたことが実感できる釣りです。
◆タックル
専用ロッドが望ましいですが、穂先が柔らかいメバルロッドでもOKです。リールはスピニングの2500~3000番、ラインはPEの0.6~0.8号、リーダーはフロロカーボン2~2.5号、エギは3~3.5号で25~50g程度のものを用意します。◆釣り方
・10~50m程度の間の水深を探る釣りですので、水深に合わせた重さのエギを選びます。水深30m前後を探る場合は30gのエギを使用するのを目安として、潮の流れや船の流され方によりエギを重くしたり軽くしたりします。・エギを真下に投入するか、少しキャストします。サミングしながらできる限り不要な糸を出さないようにしながら着底させます。サミングで水面に対して45度前後の角度を維持するようコントロールしてエギを落としていきます。
・着底後、素早く5回程シャクって止めます。シャクった後に巻くのではなく、リールを巻きながらシャクる「巻きシャクリ」をします、そうすると針に糸が絡まりにくくなります。シャクった後、エギを止めるとラインにテンションが掛かり、エギが水平に移動します。
・このエギを水平に止めたタイミングでアタリが出ますので、竿先の動きに集中します。
・アタリの出方は大まかに①ティッブが軽く入る②ティッブが軽く戻る③糸ふけが出るの3タイプです。とにかく違和感を覚えたらアワセます。
また、アワセて空振りしても、そのまま落とし込めばエギを抱いてくることもあるので再度着底させ同じシャクリを繰り返します。
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